SIMフリーとは?メリットやSIMロックの解除方法を解説

スマホとSIMカードのイメージ画像
2026.1.15

SIMフリーとは?メリットやSIMロックの解除方法を解説

スマホの購入時や格安SIMへの乗り換えを検討する際に、「SIMフリー」という言葉を目にすることがあるかもしれません。
近年は総務省の方針により、SIMフリー端末が主流になりつつあります。
SIMフリーとSIMロックの違いを理解することで、より幅広い端末選択が可能です。

そこでこの記事では、SIMフリーの意味やメリット・デメリットについて解説します。
SIMフリー端末かどうかの確認方法や、SIMロックの解除方法のほか、法人契約でSIMフリー端末を利用するメリットについても詳しく見ていきましょう。

SIMフリーとは?

SIMカードのイメージ画像

SIMフリーとは、特定のキャリア(通信事業者)に制限されず、どの事業者のSIMカードでも利用できる端末の状態を指します。
SIMカードは、契約者の情報や電話番号などが記録されたICチップであり、これを端末に挿入することで通信が可能です。
つまり、SIMフリー端末であれば、ユーザーが自由にキャリアを選択することができるのです。

2021年10月以降に発売された端末は、総務省の公正な競争促進と利用者の利便性向上を目的とした「SIMロック原則禁止」のガイドライン制定により、原則としてSIMフリーで販売されています。
この流れにより、利用者が自分に合ったキャリアや料金体系を選びやすくなりました。

SIMフリーとSIMロックの違い

SIMフリーと合わせてよく出てくる言葉がSIMロックです。
SIMロックとは、特定のキャリアのSIMカードしか使用できないよう端末に制限をかけることを指します。

以前は、キャリアで購入した端末にはSIMロックがかかっていることが一般的で、他社への乗り換え時に端末の買い替えが必要となる場合がありました。
2021年10月以降に販売される端末については、原則SIMロックを禁止とした総務省の「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」が適用されていて、基本的にはSIMフリーとなっています。

SIMフリー端末のメリット

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SIMフリー端末を利用することで、ユーザーにはさまざまなメリットがあります。
具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

キャリアを自由に選べる

SIMフリー端末を利用することで、自分に合った通信サービスを柔軟に選びやすくなります。

SIMフリー端末は、大手キャリアだけでなく格安SIMなど、さまざまな事業者のSIMカードを利用可能です。
料金プランやサービス内容を比較して、自分に最適な事業者を選択することができるでしょう。
端末はそのままでキャリアのみを変更できるため、乗り換えの費用などを抑えられる可能性があります。

海外での利用に便利

海外渡航時には、現地のプリペイドSIMカードを購入して、SIMフリー端末で利用できます。
これは、日本の携帯電話会社の国際ローミングを利用するよりも、通信費を節約できる場合が多い便利な方法です。
複数の国を訪問する場合は、それぞれの国でSIMカードを購入して入れ替えることで対応できます。

また、海外のSIMカードは、現地の空港やコンビニエンスストアなどで入手可能ですが、日本国内のオンラインショップなどで事前に購入することも可能です。

端末の資産価値が高い

SIMフリー端末は、特定のキャリアに縛られないため中古市場での需要が高く、SIMロック端末より買取価格も高めに設定される傾向があります。
端末を売却する際や下取りに出す際は、有利な条件で取引できる可能性があるでしょう。

SIMフリー端末のデメリット

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SIMフリー端末の利用を検討する際には、注意すべき制限やサポート体制の違いもあるため、内容を理解することが大切です。
SIMフリー端末のデメリットについて確認しておきましょう。

端末によっては利用できないキャリア回線もある

基本的にSIMフリー端末は、利用する回線を選べるものの、すべてのキャリアの回線を使えるわけではありません。
各キャリアは、電波の効率的な利用のために、国から割り当てられた異なる周波数帯(バンド)を使用しています。
しかし、利用したいSIMフリー端末がキャリアの主要な周波数帯に対応していなければ、通信速度が低下したり、電波が届きにくいエリアが発生したり、全く利用できなかったりする可能性があります。

端末の購入やキャリアを変更する前に、キャリアが公開している「対応機種一覧」や「動作確認済み端末リスト」を参照し、使いたいスマホが利用する周波数帯に合致しているかをチェックしましょう。

サポート体制の違い

SIMフリー端末を、キャリア以外のメーカー直販などで購入した場合、キャリアショップでのサポートが受けられない可能性があります。
端末設定のサポートや故障時の対応をキャリアショップで直接相談できない場合、自分自身でメーカーや購入店舗に問い合わせる必要が出てきます。
キャリアショップでの対面サポートを重視する人には、不便に感じる場面もあるでしょう。

SIMフリー端末かどうかの確認方法

現在使っている端末がSIMフリーかどうかは、購入時期や設定画面から確認できます。確認すべきポイントについて、詳しく見ていきましょう。

購入時期で判断する

端末の購入時期によって、SIMフリー端末かどうかを判断できます。
総務省のガイドライン改定により、2021年10月以降に国内で発売された端末は、原則としてSIMフリーです。
それ以前に購入した端末は、SIMロックがかかっている可能性があるため、長く使っているものは一度確認をしたほうがいいでしょう。

また、キャリアでSIMロック解除の手続きを行えば、古い端末でもSIMフリーとして利用することが可能です。

設定画面で確認する

iPhoneの場合、iOS 14以降であれば、簡単な手順でSIMロックの状態を確認可能です。

<iPhoneがSIMフリー端末か確認する方法>
「設定」→「一般」→「情報」

「SIMロック」の横に「SIMロックなし」と表示されていればSIMフリーです。「SIMロックあり」と表示されている場合は、キャリアでロック解除手続きが必要となります。

Android端末の場合は、機種やOSのバージョンによって操作方法が異なります。

<AndroidがSIMフリー端末か確認する方法>
「設定」→「デバイス情報」

デバイスの詳細の「SIM ステータス」といった項目を確認しますが、機種によって操作が異なるため、メーカーの公式サイトで確認すると確実です。
なお、利用したいSIMカードを挿入した後、「SIMカードの状態」から「ステータス」を確認し、「許可」となっていればSIMロックが解除されていると判断できる場合があります。

SIMロックの解除方法

SIMロックのイメージ画像

SIMロックがかかっている端末でも、条件を満たせばSIMフリーの状態にできます。
現在は、端末にネットワーク利用制限がかかっておらず、契約者本人であることを確認できれば、原則としていつでもSIMロック解除が可能です。
条件にあてはまっていることを確認した上で、オンラインや店舗でSIMロックの解除を行いましょう。

オンラインでの解除

自分で手続きを進められる方や早く解除手続きを行いたい方には、オンラインでの方法がおすすめです。
各キャリアの会員サイトからSIMロック解除を申し込むことができ、手数料が無料になります。
手続きには製造番号(IMEI番号)が必要なため、事前に確認しておきましょう。

店舗での解除

Webでの操作が不安な方は、キャリアショップなどの店舗でスタッフに相談しながらSIMロック解除を行うことが可能です。
店舗でのSIMロック解除の手続きは、手数料がかかることが一般的でしたが、現在は手数料が無料となります。

SIMフリー端末の購入方法

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SIMフリー端末を購入する場合は、いくつかの方法があります。
SIMフリー端末の主な購入先と、それぞれの特徴を見ていきましょう。

メーカー直販サイトでの購入

メーカー直販サイトでのSIMフリー端末の購入は、最新機種や品質を重視したい方におすすめです。
メーカー直販サイトで購入することにより、最新モデルや人気モデルを手に入れやすいでしょう。
メーカー保証も付帯されるので、安心して購入できます。

家電量販店での購入

実機を確認したい方や、店頭でのサポートを重視したい方は、家電量販店での購入がおすすめです。
SIMフリー端末を扱っている家電量販店で、サイズ感や操作感を事前に確認することができます。
また、ポイント還元といった、家電量販店独自の特典が用意されている点も魅力です。

法人契約でSIMフリー端末を利用するメリットと課題とは?

ビジネススーツ人物とスマホ操作手元のイメージ画像

SIMフリー端末が主流となった現在、法人契約においても機種選定の自由度が高まり、従業員の利用目的や特性に応じて最適な端末を選択できますが、管理面での問題も考えられます。
法人契約でSIMフリー端末を利用することには、どのようなメリットと課題があるのでしょうか。

キャリア選択の自由やコスト削減につながる一方で管理面の問題も

SIMフリー端末を利用するメリットに、キャリアを柔軟に選べる点が挙げられます。
これは、法人契約でも同様で、社員の利用状況に合わせた最適なキャリアやプランを選択し、運用面で効率化を図ることができるでしょう。

また、SIMフリー端末であれば、海外出張の際には現地のSIMカードに差し替えて利用できるため、国際ローミングに比べて通信コストを大幅に削減することが可能です。
ただし、利用にあたっては、事前に社内の運用ルールを確認する必要があります。

ただし、SIMフリー端末にはメリットも多いですが、管理面の課題も考えられます。
法人利用において端末を個別に調達・運用するのは、機種やOSの混在によるセキュリティリスクや資産管理の複雑化を招きがちです。
導入する数が多ければ多いほど、担当者への負担が膨大なものとなりかねません。

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まとめ

SIMフリーとは、特定のキャリアに制限されず、どのSIMカードでも利用できる端末の状態を指します。
SIMフリー端末は、キャリアを自由に選べ、海外での利用も便利で、端末の資産価値が高いといったメリットがあります。

2021年10月以降に発売された端末は原則SIMフリーであり、設定画面から簡単に確認が可能です。
古い端末でも、キャリアでSIMロック解除を行うことでSIMフリー化が可能なため、必要に応じて手続きを行ってみてください。

また、SIMフリー端末を企業で活用することも可能です。法人契約を検討中の企業のご担当者さまは、「NTTドコモビジネスオンラインショップ」にお気軽にお問い合わせください。

  • 本記事は2025年12月時点の情報をもとに作成されています。
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