スマホが熱くなる原因は?対処法や予防策を解説

扇風機とスマホの画像
2026.1.14

スマホが熱くなる原因は?対処法や予防策を解説

スマホを使用していて、本体が熱くなった経験がある人は多いのではないでしょうか。
適度な発熱は正常な動作の範囲内ですが、さわれないほど熱くなる場合は、バッテリーの劣化や端末の故障につながる可能性があるため注意が必要です。
発熱の原因を理解し、適切に対処することで、スマホを長く快適に使用できるでしょう。

そこでこの記事では、スマホが熱くなる原因や発熱時の対処法、端末への影響のほか、発熱を防ぐための予防策について解説します。
また、法人スマホの買い替えや機種変更の必要性についても、詳しく見ていきましょう。

スマホが熱くなる主な原因

スマホのイメージ画像

スマホを使っていて、本体がさわれないほど熱くなり、不安になった方もいるかもしれません。
なぜスマホが熱くなってしまうのか、まずはその原因をご紹介します。

高負荷な作業による発熱

ゲームアプリや動画編集など、スマホの処理能力を大きく使う作業を長時間続けると、内部のCPUやGPUに負荷がかかり、発熱につながります。
複数のアプリを同時に起動していると処理負荷が高まり、発熱しやすくなることもあるでしょう。

また、スマホのカメラで長時間の動画撮影を行うと、映像処理やデータの圧縮といった処理が継続的に行われるため、本体が熱を持つことがあります。
ただし、これは正常な現象であり、作業を終えれば自然に冷めることがほとんどです。

充電中の発熱

バッテリーへの電力供給が行われる充電中は、内部で化学反応が起こるため、ある程度の発熱は避けられません。
特に、急速充電を使用すると、短時間で大量の電力を供給するため、発熱量が増える傾向があります。

また、充電をしながらゲームや動画視聴を行うと、充電による発熱と高負荷な作業による発熱が重なり、異常な高温になる可能性があります。
なお、ワイヤレス充電は有線充電より発熱しやすい傾向があるため、注意が必要です。

環境温度の影響

スマホ本体の温度だけでなく、周囲の環境温度も発熱の大きな要因となります。
夏場の車内や直射日光があたる場所など、高温環境に放置すると本体温度が上昇します。
外気温が35℃を超える環境では、スマホの放熱が追いつかないことがあり危険です。

バックグラウンドアプリの影響

現在画面で操作していないアプリであっても、バックグラウンドで動作し続けると、CPUに負荷がかかって発熱することがあります。
また、位置情報サービスや自動同期するアプリなどの常時動作のほか、不要な通知や自動更新が頻繁に行われると、端末に負荷がかかることがあるでしょう。

ほかにも、アプリのバグや不具合により、異常にCPUを消費するケースもあるため注意が必要です。

バッテリーの劣化

スマホを長期間使用しているとバッテリーが劣化し、発熱しやすくなります。
一般的に、2~3年使用したバッテリーは劣化が進み、充電や使用時の発熱量が増える傾向があります。

バッテリーが膨張している場合、内部で異常な化学反応が起こっている可能性があるため、すぐに使用を中止し、修理店に相談してください。
劣化したバッテリーは、発火や爆発のリスクもあるため注意が必要です。

スマホが熱くなったときの対処法

スマホを操作するイメージ画像

スマホが熱いと感じたときは、そのまま放置したり、間違った方法で冷却したりすると、かえって端末を傷めてしまう可能性があります。
安全に熱を冷ますための、正しい対処法を試してください。

すぐに使用を中止する

異常な発熱を感じたら、まずはスマホへの負荷を減らすことが大切です。
すぐに起動しているアプリを終了し、画面をオフにしてください。充電中であれば、充電を停止することも重要です。
また、電源を切ることで、内部の処理を完全に停止させて負荷をなくすことができます。

発熱を感じたまま無理に使い続けると、バッテリーや内部基板にダメージを与える可能性があるため、十分に熱が下がるまでは操作を控えるようにしましょう。

ケースを外して放熱する

スマホが熱くなったときは、ケースが放熱を妨げている場合があるため、一時的に外すようにします。
その後は、直射日光があたらない日陰やエアコンがきいた室内、風通しのいい場所に置きましょう。
ケース自体も、通気性のいいものを選ぶことが大切です。

なお、扇風機の風をあてることも効果的ですが、冷蔵庫や冷凍庫に入れることは絶対に避けてください。
急激な温度変化は内部に結露(水滴)を発生させ、故障の原因になる可能性があります。

冷却グッズを活用する

スマホが発熱したら、市販されている冷却グッズを活用して、熱を冷ますことも有効でしょう。
スマホ専用の冷却ファンや冷却シートが販売されており、スマホに取り付けて使用できるものが一般的です。
急激な冷却は結露の原因となるため、これらのグッズを活用し、緩やかに冷却することが重要です。

バックグラウンドアプリを終了する

目に見えないところで動作しているアプリを終了させることで、CPUの負荷を下げることができます。
タスク管理画面を開き、使用していないアプリをすべて終了してください。

iPhoneの場合は、画面下端からのスワイプでアプリスイッチャーを開き、アプリを上にスワイプして終了させます。
Androidの場合は、ジェスチャーナビゲーション(画面下から上にスワイプして長押し)によって最近使ったアプリ一覧を表示し、不要なアプリを終了させましょう。
定期的にアプリを終了する習慣をつけることで、発熱を抑えられる可能性があります。

設定を変更する

スマホの設定を見直すことで、発熱を抑える対策となります。iPhoneの場合は、省電力機能や設定を見直すことで、CPUへの負荷を軽減することが可能です。

<iPhoneで発熱を抑える設定>

  • 「設定」→「バッテリー」を確認し、バッテリーを消費しているアプリの利用を控える
  • 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」で、不要なアプリの位置情報利用をオフにする
  • 「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」をオフにして、バックグラウンド動作を制限する
  • 「設定」→「充電」→「バッテリー充電の最適化」をオンにし、フル充電を抑える

Androidは機種によって設定が異なりますが、アプリの動作を制限することが発熱対策として有効です。

<Androidで発熱を抑える設定>

  • 「設定」→「バッテリー」→「バッテリー使用量」を確認し、消費の多いアプリの利用を控える
  • 「設定」→「バッテリー」→「バッテリー セーバー」などの設定で、バッテリーの消耗を抑える

スマホが熱くなってもやってはいけないことは?

スマホが熱いと感じるときに、正しい方法で冷却するのではなく、次のような対処を行うと逆効果になる場合があります。

<やってはいけないスマホの冷却方法>

  • 冷蔵庫・冷凍庫に入れる
  • 保冷剤を直接あてる
  • 冷却スプレーを吹きかける

スマホを急激に冷やすと、内部と外気の温度差が大きくなり、端末内部に結露(水滴)が発生することがあります。
水分が基板やコネクター部分に付着すると、ショートや腐食につながるおそれもあるでしょう。
また、急激な温度変化はバッテリー自体にも負担です。
このような対処法は避け、推奨される安全な方法で冷却するようにしてください。

発熱がスマホに与える影響

スマホのイメージ画像

スマホの発熱は、一時的な現象で終わらない場合があります。
高温状態が続くと、スマホの主要なパーツに下記のような深刻なダメージを与える可能性があるため、放置は危険です。

バッテリー寿命の短縮

スマホの高温状態が続くと、内蔵されているリチウムイオンバッテリーの化学的劣化が加速します。
具体的には、通常2~3年のバッテリー寿命が、発熱により1~2年に短縮される可能性があるため、注意が必要です。
最悪の場合、バッテリーが膨張して端末が破損することもあるため、異変を感じたらすぐ使用を中止してください。

処理性能の低下

スマホには、熱暴走を防ぐための温度保護機能が搭載されており、一定の温度を超えると自動的に性能を制限する仕組みが働きます。
CPUやGPUの動作クロックが下げられ、アプリの動作が遅くなることがあります。
また、カメラ機能が制限されたり、一部の機能が使用できなくなったりする現象も同じ仕組みです。場合によっては、端末を保護するために強制的にシャットダウンされることもあります。

内部基板の損傷

スマホの長時間の高温状態は、内部のデリケートな電子部品や基板にダメージを与える可能性があります。
また、高温によってディスプレイの液晶が変質し、表示不良を起こすこともあるでしょう。
修理が困難になるような深刻な故障につながることもあるため、注意が必要です。

スマホの発熱を防ぐための予防策

マホから充電ケーブルを抜いているイメージ画像

日頃からスマホの使い方や利用環境を見直すことで、発熱の発生を未然に防ぐことができます。
下記の予防策を確認し、日常に取り入れてみてください。

適切な使用環境

スマホは熱源や直射日光から遠ざけ、涼しい環境で使うことが基本です。
夏場は車内などに放置しないように徹底し、室温が25℃前後の環境で使用することが理想的といえます。
さらに、通気性の良いケースを選び、放熱を妨げないようにすることも大切です。

充電時の工夫

充電中は発熱が起こりやすくなるため、充電習慣を見直すことが重要です。
充電しながらのゲームや動画視聴など、高負荷な作業は避けるようにしてください。
また、急速充電は必要なときだけ使用し、通常は標準的な速度で充電することも、発熱を抑えるのに役立ちます。
充電中はケースを外して放熱を促し、就寝時の充電は枕元ではなく風通しの良い場所で行うようにしてください。

アプリの管理

不要なアプリやバックグラウンドで動作する機能を整理し、スマホの負荷を軽減します。
使用していないアプリのアンインストールや、バックグラウンドで自動更新されるアプリの設定見直しを行いましょう。
また、位置情報サービスは、必要なアプリのみに許可するように設定してください。
ほかにも、定期的にアプリのキャッシュをクリアし、不要なデータを削除することで、動作の負荷を軽減できます。

省電力モードの活用

省電力モードは、発熱対策とバッテリー持ちの改善に役立つため、有効にするのがおすすめです。
省電力モードでは、バックグラウンド更新や視覚効果が制限され、CPUへの負荷が下がります。
常時オンにすることで、発熱の予防だけでなくバッテリーの持ちも向上するでしょう。

スマホの異常な発熱が続く場合の対応

一般的な対処法や予防策を試してもスマホの異常な発熱が続く場合は、ソフトウェアのバグやハードウェアの故障が考えられます。
その場合は、下記のような対応を行う必要があるでしょう。

ソフトウェアの更新

OSのバグが原因でスマホが異常発熱している可能性もあるため、まずは最新版に更新されているかを確認してください。
OSだけでなくインストールされているアプリも最新版に更新することで、問題が解決する場合があります。
また、アップデートした後は更新内容を反映させるため、端末を再起動させることが大切です。

工場出荷状態へのリセット

ソフトウェアの問題が深刻な場合、スマホを工場出荷状態にリセットすることも検討しましょう。
ただし、リセット前に必ずバックアップをするようにしてください。

スマホを工場出荷状態にリセットするには、下記のような手順で行います。

<iPhoneを工場出荷状態にリセットする方法>
「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」

<Androidを工場出荷状態にリセットする方法>
「設定」→「システム」→「リセット オプション」→「すべてのデータを消去(初期状態にリセット)」

機種やOSのバージョンによって操作方法が異なる場合があるため、メーカーのオフィシャルサイトで確認すると確実です。

修理・買い替えの検討

以上の対応を試しても異常な発熱が続く場合は、ハードウェアの故障が疑われます。
修理や買い替えを検討する際には、メーカーの正規サービスや信頼できる修理店に診断を依頼するのがおすすめです。

バッテリー交換で改善する場合も多いですが、基板の故障の場合は修理費用が高額になる可能性があります。
使用年数や修理費用を考慮して、買い替えも選択肢として検討しましょう。

法人スマホも買い替えや機種変更が必要になる

ビジネスマンがスマホを使用しているイメージ

スマホは、利用期間が長くなるとバッテリーが劣化し、発熱や動作不良の原因になります。
特に、法人利用の場合、古い端末を使い続けることは、業務効率の低下だけでなく、セキュリティリスクにもつながりかねません。

法人スマホの買い替えメリットと問題点

法人スマホの交換は2~3年程度が一般的とされていますが、入れ替えには考慮すべき点があります。

スマホを一括で入れ替えれば、「セキュリティ対策やサポート体制を統一しやすい」「管理・経理をシンプルにできる」といったメリットがありますが、一時的なコスト負担やセットアップ業務の負荷の集中といった問題が発生します。

台数を分散して更新すれば、部署や利用状況に応じて段階的に入れ替えることが可能です。
しかし、OSや機種がバラバラになりやすく、保守対応や社内からのお問い合わせが継続的に発生するなど、担当部署の負担が大きくなるでしょう。

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まとめ

スマホが熱くなる原因の多くは、高負荷な作業を行う、充電中に使用する、高温の環境で使用するなど、端末に負担がかかるような日々の使い方によって引き起こされます。
異常な発熱は、バッテリー寿命の短縮や処理性能の低下、内部基板の損傷など、端末に深刻な影響を与える可能性があるため、発熱を感じたらすぐに使用を中止し、ケースを外して涼しい場所で冷却することが大切です。

適切な使用環境の維持、充電時の工夫、アプリ管理、省電力モードの活用など、日常的な予防策を実践することで、発熱を抑えて快適にスマホを使い続けることができるでしょう。
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  • 本記事は2025年12月時点の情報をもとに作成されています。
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