モバイルデータ通信とは?つながらないときの原因や対処法を解説

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2026.1.29

モバイルデータ通信とは?つながらないときの原因や対処法を解説

スマホのモバイルデータ通信が急につながらなくなったり、外出先で急いでWi-Fiの接続先を探したりして、困った経験がある方も多いのではないでしょうか。モバイルデータ通信は、普段の生活やビジネスにおいて欠かせない仕組みの1つといえます。

この記事では、モバイルデータ通信の概要やWi-Fiとの使い分けのほか、つながらないときに考えられる原因と具体的な対処法、データ使用量を節約する方法などについて解説します。
また、法人スマホにおけるモバイルデータ通信の安定の重要性についても、詳しく見ていきましょう。

モバイルデータ通信とは、モバイル回線を利用した通信機能のこと

自然の中でスマホを持っている画像

モバイルデータ通信とは、通信キャリアが設置した基地局から発信される電波(4G、5Gなど)を利用して、スマホやタブレットなどの端末をインターネットに接続する方法のことです。

ルーターなど特定の機器を経由せず、端末が直接キャリアの回線に接続するため、サービスエリア内であれば移動中や屋外でも場所を選ばずにインターネットを利用できます。現在、日本国内では広い範囲で4Gや5Gネットワークが整備されており、オンラインでの動画視聴やWebサイトの閲覧、SNSの利用などをスムーズに行うことが可能です。

モバイルデータ通信を利用するには、キャリアやMVNOと呼ばれる事業者が提供するSIMサービスとの契約が必要です。その多くは、契約プランによって毎月利用できるデータ通信量(ギガ数)が決まっており、それを超えると通信速度が制限される仕組みが導入されています。より大容量のデータ通信を利用したい場合には、キャリアによって無制限のプランも用意されています。

モバイルデータ通信とWi-Fiの違い

インターネットに接続する手段として、モバイルデータ通信のほかにもWi-Fiが一般的です。
モバイルデータ通信とWi-Fiの主な違いは、電波の届く範囲やデータ通信量の制限にあります。それぞれの特徴は下記のとおりです。

■モバイルデータ通信とWi-Fiの比較

モバイルデータ通信 Wi-Fi
接続方法 キャリアの基地局と直接通信 ルーター経由で接続
利用場所 キャリアのサービスエリア内 ルーターの電波が届く範囲
データ通信量 プランに応じた上限がある場合が多い 容量に上限のない場合が多い(光回線など)
主な用途 外出先・移動中の通信 オフィスなどでの大容量通信

モバイルデータ通信は、キャリアのエリア内で、電波が届く限り接続できるメリットがありますが、契約プランに応じたデータ通信量の上限を意識する必要があるでしょう。

Wi-Fiは、ルーターの電波が届く範囲内での利用となりますが、光回線などを引き込んだWi-Fi環境であれば、データ通信量をあまり気にせず利用できる特徴があります。
また、カフェやホテルなどに設置されている公衆Wi-Fiは無料の場合も多いですが、セキュリティ面で信頼のおける場所での利用を心掛けることが大切です。

モバイルデータ通信とWi-Fiを使い分けるメリット

状況に応じてモバイルデータ通信とWi-Fiを使い分けることで、費用の負担を抑えつつ、より快適にスマホを利用できる可能性があります。
モバイルデータ通信とWi-Fiを使い分けることのメリットは、下記のとおりです。

データ通信量の節約

オフィスなど、信頼できる場所でWi-Fiに接続することで、モバイルデータ通信の使用量の節約が可能です。データ通信量が抑えられれば、通信速度が制限されるのを防ぐことができるでしょう。

また、モバイルデータ通信の電波の入りにくい場所では、設定をオンにしたままにしていると、バッテリーを消費しやすくなります。安定したWi-Fi環境がある場所では、モバイルデータ通信をオフにすることで、無駄なバッテリーの消費も節約できる場合があります。

通信速度の安定性

モバイルデータ通信は、利用する場所の混雑状況や建物の中、あるいはデータ上限に達した際の制限によって速度が変動する場合があります。Wi-Fiを利用すれば、通信速度は比較的安定するでしょう。オンラインでの動画視聴やビデオ会議を行う場合は、モバイルデータ通信からWi-Fiに切り替えるのがおすすめです。

モバイルデータ通信がつながらない主な原因と対処法

机の上でスマホを操作している画像

「突然インターネットが使えなくなった」というトラブルが発生した場合、まずは設定やスマホ自体を確認することが大切です。
ここでは、モバイルデータ通信がつながらない主な原因と、対処法について見ていきましょう。

モバイルデータ通信の設定

モバイルデータ通信がつながらない場合にまず確認したいのが、スマホの設定です。下記の項目を確認し、対応するだけで、接続が回復する場合があります。

・モバイルデータ通信がオフになっていないか
基本的な前提ではありますが、設定のモバイルデータ通信がオフになっていると通信ができません。操作ミスなどで設定が切り替わっていないか確認してください。

・機内モードがオンになっていないか
飛行機のアイコンが表示される機内モードがオンになっているあいだは、無線通信は遮断されます。設定画面から現在の状態を確認し、オフにしてください。

APN設定

特にMVNO(格安SIM)を利用している場合、APN(アクセスポイント名)設定が正しく行われておらず、モバイルデータ通信に接続できないことがあります。
APN設定とは、スマホをインターネットに接続するための接続先を指定する情報のことです。機種変更をした際や、新しいSIMカードを挿入した際には、契約した通信会社が提供する情報を正しく入力する必要があります。
スマホのAPN設定画面を開き、契約時の書類やオフィシャルサイトに記載されている情報と合致しているかを確認してください。

SIMカードの接触不良

モバイルデータ通信が接続できない原因として、SIMカードの認識エラーが生じている可能性も考えられます。下記の手順で、SIMカードを挿入し直してください。

<SIMカードを挿入し直す手順>
1. スマホの電源を完全にオフにする
2. 専用のピンを使い、SIMカードのトレイを取り出す
3. SIMカードの金属部分(ICチップ部分)に汚れがないか確認し、やわらかい布などで拭き取る
4. 正しい向きで隙間なく挿入し直し、電源を入れる

長年使用しているスマホは、小さな振動や汚れによって接触不良を起こしている場合もあるため、一度確認してみることが大切です。

なお、eSIM専用のスマホの場合、物理的なSIMカードが存在しないため、モバイルデータ通信がつながらない場合の対処として、上記はあてはまりません。

スマホ本体の不具合

設定やSIMカードに問題がない場合、スマホ本体の故障やOSの不具合によって通信機能に不具合が出ている可能性もあります。対処法として、まずはOSが最新版にアップデートされているかを確認しましょう。

また、キャリア側で大規模な通信障害が発生している場合もあります。Wi-Fiなどを活用し、キャリアの公式Webサイトなどで最新の情報が発表されていないか、確認してみるのも1つの方法です。
これらを試しても改善しない場合は、メーカーや契約しているキャリアへ相談することをおすすめします。

モバイルデータ通信の使用量を節約するには?

動画視聴やSNSの利用などが増え、知らないうちにスマホのデータ通信量を使いすぎてしまうことがあるかもしれません。モバイルデータ通信を月額の料金プラン内で収めたい人は、下記のような工夫をしてみてください。

バックグラウンド通信を制限する

使用していないアプリのバックグラウンドでの動作(通信)を制限すれば、データ消費を防ぐことができます。必要性の低いアプリは、設定や個別アプリから、バックグラウンドで更新する設定をオフにしてください。

Wi-Fiを積極的に活用する

データ消費を減らしたい場合は、Wi-Fiを積極的に活用しましょう。特に、動画の視聴やアプリの更新、メール・チャットにおける大容量のファイルの送受信などは、モバイルデータ通信を利用せず、できるだけWi-Fiで行うことをおすすめします。

動画再生の画質設定を下げる

動画配信アプリでは、視聴する動画の再生画質を「高画質」にしないように設定できます。標準画質以下にすることで、データ通信量の消費を抑制できるでしょう。

法人スマホにおけるモバイルデータ通信で重要なポイント

オフィスでスマホを操作している女性の画像

会社の業務で利用しているスマホの場合、モバイルデータ通信の接続が安定していることは重要なポイントです。もし、速度が落ちたり、つながりにくくなったりするようなことが頻繁に起きれば、業務が滞ってしまう可能性があります。
法人スマホのモバイルデータ通信において重視すべき内容を、具体的に見ていきましょう。

データ通信量と速度の安定性に配慮する

会社でスマホを導入し、従業員が業務で使用する際、モバイルデータ通信のデータ通信量と通信速度の安定性は特に配慮すべき課題といえます。

外出先でのインターネットでの検索やビデオ会議、業務アプリなどの利用機会が多いにもかかわらず、契約プランがすぐに上限に達し、速度制限がかかってしまうようでは、業務効率が低下するおそれがあります。
一方で、法人スマホを複数台導入し、一律で大容量プランにすると、通信コストが膨らんでしまう場合もあるでしょう。利用実態に合わせた、柔軟なプラン選びが求められます。

データ通信量を気にせず使える「NTTドコモビジネスオンラインショップ」の契約プラン

法人スマホの導入台数が多い場合、個別の契約プランで対応をすれば、管理する担当者の負担は大きなものとなります。法人スマホのデータ通信量の課題を解決するために、「NTTドコモビジネスオンラインショップ」をご利用ください。

「NTTドコモビジネスオンラインショップ」では、法人専用料金プランが充実しています。例えば、「ドコモBiz データ無制限」では、使用データ量に応じた段階的な料金プランを導入しています。3GBを超える大容量データ通信であれば、それ以上の通信量は無制限で定額利用となるシステムです。
また、オフィスや店舗など特定の拠点において、Wi-Fi接続でデータ消費を効率的に抑えたい場合には、「コンセントに挿すだけ※1」で手軽にWi-Fi環境を構築できる「home 5G※2」の併用もおすすめです。

法人スマホにおけるモバイルデータ通信の大容量プランをお探しの際や、どの機種がいいか迷ったときは、ぜひお気軽にお問い合わせください。

  • ご登録いただいた設置場所住所以外でのご利用はできません。
    設置場所住所以外でご利用になる場合は設置場所住所の変更のお手続きが必要です。
  • 5G通信は5Gエリア内に限られます。5Gサービスエリアは「サービスエリアマップ」でご確認ください。
    なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。

まとめ

モバイルデータ通信は、契約したキャリアのモバイル回線を利用してインターネットに接続する方法で、さまざまな料金プランが用意されています。ただし、契約プランによっては、毎月利用できるデータ通信量が決まっていることもあるため、信頼できるWi-Fi環境があれば、データ通信量節約のためにも積極的に併用していくのがおすすめです。

また、お仕事でのスマホ利用には、「NTTドコモビジネスオンラインショップ」のサービスが便利です。選択肢の1つとして、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

  • 本記事は2025年12月時点の情報をもとに作成されています。
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