スマホのセキュリティ診断とは?脅威から身を守る対処法を解説

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2026.2.20

スマホのセキュリティ診断とは?脅威から身を守る対処法を解説

私たちの日常生活やビジネスシーンにおいて、スマホは欠かせない存在となりました。
しかし、便利に活用できる一方で、端末に蓄積された膨大な個人情報や機密情報を狙うサイバー攻撃のリスクは、年々高まりを見せています。
自分では安全に使っているつもりでも、巧妙化するフィッシング詐欺やウイルス感染の脅威は、目に見えないところで忍び寄っているのです。

そこで本記事では、ウイルス感染のサインや具体的な対処法のほか、スマホの安全性を確かめるためのセキュリティ診断の方法について解説します。
また、法人スマホの管理に課題を感じている担当者さまへ向けて、具体的な対策についても紹介します。

スマホに万全のセキュリティが必要な理由

普段、何気なく使っているスマホですが、PCと同等、あるいはそれ以上の個人情報や機密情報が凝縮されています。
まずは、スマホに万全のセキュリティが必要な理由について知っておきましょう。

サイバー攻撃の手口が巧妙化している

近年、サイバー攻撃の手口は驚くほど巧妙になっています。
例えば、AIを悪用して作成された偽メールや偽サイトは、文面が非常に自然で、本物と見分けることは困難でしょう。
これらは、フィッシング詐欺と呼ばれ、ユーザーのIDやパスワードを盗み取るために急増しています。

また、OSやアプリの修正プログラムが配布される前の弱点を狙う「ゼロデイ攻撃」や、取引先やソフトウェアベンダーなどの外部企業経由で侵入する「サプライチェーン攻撃」も深刻な脅威です。
常に最新の情報を得て、システムの隙を突かれない準備が、企業だけでなく個人にも求められています。

被害に遭った際の社会的・個人的な影響が大きい

セキュリティ被害に遭った場合の影響は、単なるデータの消失だけではありません。
個人の場合、クレジットカード情報が不正利用されれば、直接的な金銭的損害を被ることになります。

さらに深刻なのが、情報の流出による信頼の失墜です。
SNSのアカウントが乗っ取られて知人に偽のメッセージを送信したり、社内の秘匿情報が流出したりすれば、個人の信用だけでなく企業の社会的責任も問われることになります。

スマホで注意すべきセキュリティリスク

スマホに注意マークが表示されている画像

スマホを安全に使うには、日常にどのようなリスクが潜んでいるのかを正しく理解する必要があります。
ここでは、スマホを使用する上で気をつけたい、セキュリティリスクについて見ていきましょう。

マルウェアによる感染被害

近年、ウイルスを含む「マルウェア(悪意のあるプログラムの総称)」による被害が増えています。
悪意のあるプログラムがスマホに侵入すると、遠隔操作やデータの破壊、情報の盗み出しなどが行われてしまうおそれがあります。
対策としては、信頼できるメーカーのセキュリティソフトの導入や、OSやアプリを常に最新の状態にアップデートすることなどが有効です。

フィッシング詐欺による情報の窃取

フィッシング詐欺は、実在の企業を装った偽メールやSNSから偽サイトへ誘導し、ID・パスワードを入力させて情報を抜き取る手口です。
身に覚えのない送信元からのリンクは安易にクリックせず、オフィシャルサイトや公式アプリにログインする習慣をつけるといいでしょう。

公衆Wi-Fi利用による情報漏洩や、なりすまし被害

公衆Wi-Fiは、通信の暗号化が不十分であるケースが多いため、業務データや認証データなどが漏洩するリスクがあります。
また、悪意のある第三者が正規と同名の偽アクセスポイントを設置する「なりすまし」によって、通信内容を傍受されたり、マルウェアを仕込まれたりするおそれがあります。
公共の場では、提供元が不明な無料のWi-Fiへの接続を避け、VPNサービスやモバイルデータ通信を利用しましょう。

端末の紛失・盗難による物理的流出

スマホ自体が第三者の手に渡ることで、保存されている写真や連絡先などが直接流出することもあります。
万が一に備えて画面ロックを設定し、遠隔から端末を探したりデータを消去したりできる機能を有効にしましょう。

不審なアプリによる過剰なデータ収集

一見、便利そうなアプリでも、その機能に不要なはずの連絡先や位置情報の権限を要求し、情報を抜き取られるケースがあります。
アプリをインストールする際には公式ストアを利用し、過剰な権限を許可しないようにしてください。

もしかしてウイルス感染?スマホが出す危険なサイン

スマホの挙動がいつもと違うと感じた場合、それはウイルスをはじめとするマルウェアへの感染や、不正アクセスのサインかもしれません。
スマホが発する危険なサインには、主に下記のようなものがあります。これらマルウェアに感染すると、バックグラウンドで予期せぬ動作が行われ、端末にさまざまな悪影響を及ぼします。

動作スピードの低下とバッテリーの異常消耗

スマホの動作が急激に重くなったり、何もしていないのに本体が熱くなったりする場合は注意が必要です。
侵入したマルウェアが不審なプログラムを不正に動作させ、スマホのリソースを過剰に消費している可能性があります。

データ通信量の急増と不自然なポップアップ

毎月のデータ通信量が急激に増えている場合、マルウェアが外部へ勝手にデータを送信している疑いが考えられます。
また、ブラウザーを閉じていても身に覚えのない広告や「警告」などのポップアップが頻繁に表示される現象も、典型的な危険サインです。

身に覚えのない送信履歴や決済通知

利用中のSNSアカウントから勝手に他者へメッセージが送信されていたり、身に覚えのないアプリ購入や、決済完了のメールが届いたりすることがあります。
これはマルウェアによってアカウント情報が盗まれ、不正操作されている可能性が極めて高い状態です。

セキュリティ設定の無効化や見慣れないアプリの出現

インストールした覚えのないアプリがホーム画面にある場合や、設定したはずのパスワードでログインできなくなっている場合は、警戒してください。
巧妙なマルウェアの中には、検知を逃れるためにスマホのセキュリティ設定を勝手に書き換えてしまうものもあります。

スマホのセキュリティ診断の方法

チェックリストのイメージとスマホを持っている男性の画像

定期的にスマホのセキュリティ状態を点検することで、大きな被害を未然に防ぐことができます。主なセキュリティ診断の方法は、下記のとおりです。

OSとアプリ権限のチェック

OSのバージョンが最新であるかを確認しましょう。古いバージョンのまま放置すると、既知の脆弱性を突いた攻撃を受けるリスクが高まります。
更新があれば、設定画面からすみやかに行ってください。

また、インストールしているアプリが、その機能に不要な権限(連絡先へのアクセス、位置情報の取得など)を求めていないか、設定画面からチェックすることも重要です。
単なる計算機アプリが「位置情報」や「通話履歴」の権限を要求している場合は、注意が必要です。
不審な権限はオフにするか、アプリ自体の削除を検討しましょう。

アカウント設定の再点検

利用しているサービスごとに、推測されにくい強固なパスワードを設定し、2段階認証を有効にしているかを確認してください。
公共の場でのBluetoothの常時オン設定も、セキュリティリスクを高める要因です。

セキュリティ診断サービスの活用

主要なプラットフォームやキャリアでは、独自の診断ツールを提供しています。
これらを利用することで、検知しづらい設定の不備や脆弱性を、一括でチェックすることが可能です。

スマホがウイルス感染・不正アクセスされたときの対処法

「スマホがおかしい」と感じたときは、被害を最小限に抑えるための迅速な行動が必要です。
スマホがウイルス感染、もしくは不正アクセスされたときの対処法には、下記のようなものがあります。

通信の遮断と不審なアプリの削除

スマホの使用中に何か異常を感じたら、まずはWi-Fiを切り、機内モードにするなどしてインターネット通信を遮断してください。
その上で、心当たりのない不審なアプリがインストールされていないかを確認し、あればすぐに削除します。

パスワードの変更とサービス提供元への連絡

スマホに不正アクセスの疑いがある場合は、すみやかにほかの端末から主要なサービスのパスワードを変更しましょう。
また、身に覚えのないログイン履歴がある場合は、サービス提供元のサポート窓口へ連絡し、アカウントの保護を依頼すると安心です。

法人スマホの管理体制と運用ルール

法人スマホを利用する場合、企業は社員個人の意識や使い方に頼るだけでなく、組織としての仕組みづくりが不可欠です。
法人スマホはどのような管理が必要なのか解説します。

MDMによる一括制御

MDM(モバイルデバイス管理)サービスを活用すれば、管理者が複数の端末を一括で制御・管理できます。
例えば、社員に対して業務に不要なアプリのインストールを制限したり、端末のOSバージョンや設定状況を遠隔から可視化したりすることが可能です。
また、万が一の紛失や盗難時には、迅速な位置特定や遠隔での画面ロック、データ消去を実行できるため、情報流出リスクを大幅に低減できます。

従業員へのリテラシー教育とインシデント対応

技術的な対策と並行して、社員へのリテラシー教育も欠かせません。
不審なメールを開かないといった基本的なルールを共有し、万が一スマホによるセキュリティトラブルが発生した際には、その連絡体制を明確にしておくことが大切です。

法人スマホの監視や管理について知りたい方はこちらから
法人スマホの監視は必要?適切な管理の範囲について解説

法人スマホのセキュリティ対策のご相談は「NTTドコモビジネスオンラインショップ」へ

「NTTドコモビジネスオンラインショップ」では、法人スマホの運用に必要な「情報漏洩対策」「利用ルールの適用」「利用状況を把握」の実現を可能にする「CLOMO MDM for ビジネスプラス」をご用意しています。
また、管理者がカスタマイズしたルールにもとづき、インターネットサイトへのアクセスを制限できる「ビジネスアクセスマネージャー」は、専用アプリのインストールが不要で、お申し込み後すぐにご利用可能です。
こちらは、法人専用料金プラン「ドコモBiz データ無制限」の特典として含まれています。

なお、法人スマホのセキュリティ対策について、どこから行えばいいのかわからないという方には、便利な「オンライン相談」も受け付けていますので、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

スマホのセキュリティ診断は、人間にとっての健康診断と同じように、定期的に行うことが大切です。
日々巧妙化するサイバー攻撃から、自身や会社の資産を守るために、スマホの設定確認だけでなく、セキュリティ診断の活用を習慣付けましょう。

NTTドコモビジネスオンラインショップ」では、法人向けに導入がスムーズなウイルス対策ソフトや、MDMサービスをご用意しています。
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事務手数料は無料で(一部対象外)、Web上で契約手続きが完了できますので、セキュリティ対策にお悩みの担当者さまは、ぜひご活用ください。

  • 本記事は2026年1月時点の情報をもとに作成されています。
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